知覚過敏｜歯磨き粉の選び方と注目成分をお悩み別にご紹介
知覚過敏は冷たい飲み物や食べ物、甘いものや酸っぱいものを摂取した際に歯にしみるような鋭い痛みを感じる症状です。
この症状は歯のエナメル質が薄くなったり、歯茎が後退して象牙質が露出することで起こります。
知覚過敏対策には専用の歯磨き粉が効果的で、症状を和らげる特殊な成分が配合されています。
知覚過敏用歯磨き粉を選ぶ際のポイントは、主に有効成分の種類です。
硝酸カリウムは神経の興奮を抑え、痛みを感じにくくする即効性のある成分です。
一方フッ化第一スズは象牙細管を封鎖し、外部刺激から歯を保護する効果があります。
リン酸カルシウムは歯の再石灰化を促進し、長期的な改善が期待できます。
症状が軽度の場合は硝酸カリウム配合の「シュミテクト」がおすすめで、即効性があり日常使いしやすい特徴があります。
中程度の症状にはフッ化第一スズ配合の「GUMセンシティブ」が効果的で、象牙細管をしっかり封鎖し継続的な使用で症状が改善していきます。
重度の症状や複合的な悩みには、複数の有効成分を配合した「システマセンシティブEX」が適しています。
