口臭|歯磨き粉の選び方と注目成分をお悩み別にご紹介
口臭の原因は多岐にわたりますが、その約80%は口腔内の細菌によるものとされています。
口臭対策に効果的な歯磨き粉を選ぶ際は、原因に合わせた成分に注目することが重要です。
まず抗菌作用のある成分でCPC(塩化セチルピリジニウム)やTCLC(ラウロイルサルコシン酸ナトリウム)が配合された歯磨き粉は、口臭の原因となる細菌の増殖を抑制する効果があります。
唾液の分泌を促進するキシリトールやグリチルリチン酸2Kが含まれた製品も効果的です。
唾液には自浄作用があり、口臭予防に重要な役割を果たします。
硫黄化合物による口臭(朝起きた時の口臭など)には亜鉛成分が配合された歯磨き粉が有効で、硫黄化合物を中和する働きがあります。
口腔内の乾燥で口臭には保湿成分でグリセリンやヒアルロン酸が配合された製品がおすすめです。
歯周病に起因する口臭には、イソプロピルメチルフェノールやトラネキサム酸などの抗炎症成分が効果的です。
口臭の種類によって最適な歯磨き粉は異なるため自分の口臭パターンを把握し、それに合った成分が含まれている製品を選ぶことでより効果的に口臭を予防・改善することができます。